THE TALE OF...
 
~snigle malt whisky~
 


たまには真面目に

どこかで見た記憶があるのですが
「真面目に不真面目」というキャッチコピーがありました。
最近の俺はまさにこれ。
真面目に不真面目をやっとります。
が、たまには真面目でいきますか。

ということで自己満足なレビューを開始いたします。

お気に入りのジャズピアニストにビル・エヴァンスという人がいるのです。
さて、彼の出身地を見てびっくり「ニュージャージー州」(内輪ネタ)

彼はオスカー・ピーターソンのトリオに代表されるようなピアノが主役!!
そしてドラムとベースは伴奏者というスタイル(ベースは四分音符を弾き、ドラムは4ビートをたたいているといったもの)ではなく、相互が触発し合えるようなスタイルにしようとしていった人です。

どんなスタイルかというと・・・
まぁ三位一体ですね。
インタープレイです。

もちろん一番目立つのはエヴァンスのピアノですが、エヴァンスがテーマを弾いているときだろうが
アドリブでソロをしているときだろうが
いろんな手法でそこに絡んでくるドラムとベースがいるのです。
ドラムとベースはピアノのプレイに触発され、
さらにピアノを刺激するようなサポートを展開したり、さらにそのなかでドラムとベースが触発しあったり・・・それを感じたピアノがさらに・・・


みたいな感じです。
もちろんそのスタイルを確立するには相当の努力もあるはずでしょうし、そのスタイルが定着するまでにもかなりの時間を要したはずです。


後々に彼の演奏スタイルに影響をうけた人たちが(ハービー・ハンコックやマッコイ・タイナーなどなど)この手法を取り入れ、さらに個性的に発展をさせて聞かせるようになってもきました。


そんなエヴァンスを聞いて今までピアノを勉強してきたせいか、何かバンドやってるときでもギタリストがちょっと違うプレイをすると、こっちもそれに反応していろいろやってみたくなるものです。
まぁ、今やってるのはジャズとかそういうのじゃないので、自由にできない部分があるのですが。

インタープレイ。
人間関係に似てる気もしてきましたね。
誰かが誰かのサポートばかりをするのではなく、互いに触発し合いながら関係を築いていくといった感じでしょうか。



2月15日(火)17:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 好きです | 管理

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