THE TALE OF...
 
~snigle malt whisky~
 


夢の中へ

土砂降りの雨の中、傘もささずにスーツ姿でコンビニへ走る二人の男の影。
一人は俺で、もう一人はその友人。
時間はあたりがだんだんと暗くなってくるころだろうか。
雨に濡れた男二人はコンビニで飲み物と、サンドイッチを買うと
また走った。
とにかく、雨宿りをしながら空腹をなんとかしたかった。

「しかしこんなときに雨なんて・・・」
「天気に文句言っても仕方ないやろ、別に計画の実行は今日でなくてもいいんやから、計画を立てたやつに文句いわんと」
「でもそれやったら上司に文句言うことになるから、無理やな」

と、会話をしていた。



雨をしのげそうな場所に一時避難すると、さきほどコンビニで買ったサンドイッチをほおばる。
「おい、ブツは濡れてないか?」
「あぁ、大丈夫」
「それがだめになったらこの計画はあかんねんからな」
「わかっとる」
「まず俺が最初にコンタクトをとる、その後にお前が出てきて交渉開始やで」
「ああ、コンタクトとるときの合図と、俺が出てくるときの合図を忘れるなよ」
「わかっとる」
「このハムサンド、ハムが一枚しか入ってへんやんけ」
「そんなもんや」
「ちょっと俺さっきのコンビニに行って文句言うてくる」
「おい、そんなことしたら計画の時間に遅れるやんか、後にしとけって」
「今やらな俺の気がすまん」
「まぁそれやったらかまへんけどな」


仕方なく雨の中計画を一人で実行すべく
内ポケットに入っているブツを確認しながら街へと消えていった。




この夢は俺のどんな心理状態をあらわしてるの?



2月28日(火)02:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 頭の中 | 管理

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