THE TALE OF...
 
~snigle malt whisky~
 


開かずの引き出し

最近ヤフオクで古書やら絵巻やらを買いあさっているので
本棚を整理しなきゃなーって考えてて・・・

そいで、さっきまでチョコマカと片付け(整理)しとったわけですよ。
その本棚はそんなにおおきいもんじゃなくて、一番上に小物がいろいろ入るように二つ引き出しがついてるんです。
左側は時計やライターやアクセサリーを入れていて、日ごろよく使っているんですが、右側は開かずの引き出しだったんです。

もちろん中には何が入れてあるか把握してるんやけど、あけるのが怖くてね。

半年ほど前にあけたときには思わず涙を流してしまったくらい。

どうも俺は昔の彼女のものを捨てられない性分で。
っていうか、自分の思い出でもあるわけでしょ。
それを捨てるってのがなんか引っかかってしまって、ずっとその引き出しに入れっぱなしになってるままで。

本棚の整理ついでに今日ちょいと開けてみたんです。
そしたら手紙やらプリクラがわんさか(笑)
しかも律儀に彼女とデートした日付が打ち込まれているレシートまである始末。。。
結構覚えてるもんやね。
そのレシートに書かれてある店名見たら、
この店でこんな会話したなぁ・・・・とか

まぁ、半年前はそれを思い出してメソメソしとったわけですが(笑)

しかし時間というものは怖いもので
今回は涙どころか、笑ってしまったよ。
彼女から来た手紙(遠距離恋愛だったんですよ)を読んでると
「よくもまぁこんなクサイ文章書くよなぁ」っていう感じで。



めぞん一刻で管理人さんが亡き夫惣一郎さんを思い出すシーン
終盤でのこと。
管理人さんが惣一郎さんの遺品を取り出して泣くんですが、そのとき
「今まではこれを見なくても泣いてたのに、今ではこれを見ないと泣けなくなってしまった」
みたいなことを言うんですよ。


俺、泣くどころか笑っちまった!

完全にいい思い出になってるやんか。



あいつ今頃何してるかな~
幸せにしてるかな~
一度は本気で惚れた女だ、最後までそいつの幸せを願ってやってもいいだろう。
しかし、できることならそいつの幸せの片方を支えてあげたかったが・・・
なんて考えるのはまだまだなんかな?

ということを、ごくごくたまぁ~に考えながら
新しい恋を探し求めてフラフラしとるわけですが
やっぱねぇ「源氏物語」の光君みたいに
でっかい豪邸を建てて数人の女をそこに住まわせてみるってのは夢みたいですわな。

最近、催眠術を使ってそれを実行したやつおったけど。


まぁ、俺がどんなにがんばっても「平中」にも追いつけんな。
まず、う○こを食べることからはじめないとあかん。


っと・・・本来の開かずの引き出しのネタから遠ざかってしまった。
今までなら涙流してたのが笑いにかわってる。
でもね、どんな形になっても俺にとっては大切な思い出なんだわ。
だから、しばらくこの引き出しはこのままにしとこう。



2月24日(金)22:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | Dear World | 管理

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